タクシードライバー転身のススメ

勤務形態

こんにちは、Nobleです。

今回はタクシードライバーの勤務形態についてお伝えします。

会社にもよりますが、タクシードライバーの勤務形態は大きく分けて、「昼勤」「夜勤」「隔日勤」の3種類あります。
もちろん自由に選べますので、自分のライフスタイルに合った勤務形態を選ぶことで、仕事とプライベートのバランスを整えやすく、無理なく続けることができます。

昼勤

昼勤は、一般的な会社員と同じように朝出勤して夕方に勤務を終えるスタイルです。
1日8時間勤務(1時間休憩)で、毎日規則正しく働くことができる勤務形態ですね。

私も昼勤で働いていますが、タクシードライバーは不規則なイメージがあったので、一般的な会社員と同じように働ける勤務形態もあると知って、初めは驚きました。
これだけでも、今まで会社員として働いていた人にとって、タクシードライバーへの転職のハードルが下がりますよね。

また、日中ということもあり、酔っ払いの乗客などはほとんどいませんし、高齢者や小さなお子様連れの方、会社員などの利用者が比較的多い印象です。

生活リズムも崩れませんので、夜間働くことに抵抗を感じる方にオススメです。
一般的なサラリーマンと働く時間帯が近いため、家族と生活時間を合わせやすく、家事や育児と両立している女性も働きやすい勤務形態になります。

夜勤

夜勤は昼勤とは反対に、夕方から深夜、早朝にかけて勤務を行うスタイルです。
昼勤と同じく、1日8時間勤務(1時間休憩)となります。
勤務日数や休みについては、昼勤と大きな違いはなく、1日単位で仕事をする勤務形態です。

22時~翌朝5時の夜間帯は、タクシー料金が割増しになるため、平均単価が高く、効率よく稼ぐことができます。
また、終電に乗り遅れた人など、タクシーの需要が高くなる時間帯でもあります。
とにかく稼ぎたい!という方にとってはオススメの勤務形態になります。

昼夜逆転の生活を送ることになりますので、家族と生活時間を合わせづらくなったり、体のリズムが崩れる恐れもあります。

女性の場合、夜間の勤務はやはり不安や抵抗を感じる方も多いと思いますし、家族や周りから心配されることもあるかと思います。
そのため、稼ぎだけにとらわれるのではなく、家族や身近な人と相談することも必要かもしれませんね。

隔日勤

隔日勤とは、2日間を1単位として1日おきに仕事をする勤務形態です。
タクシードライバーの多くはこの隔日勤で働いており、世間一般のタクシードライバーのイメージもこちらではないでしょうか。

1回あたりの勤務時間は20時間程度と長めになりますが、勤務時間中の休憩(3時間程度)が義務付けられています。
基本、どこで休憩を取るかは自由なのですが、法定で4時間に30分の休憩取得が決められていますので、それに沿っての休憩が必要になります。

出勤して翌日勤務が終わると、その日は「明け番」という休日になります。
明け番とは別に、公休もあります。いわゆる通常の休みです。

1ヶ月あたりの勤務日数は基本12日、明け番が12日、公休が6~7日になります。

シフト例として、
乗務→明け→乗務→明け→乗務→明け→公休→乗務…
といったように、乗務と明け番はセットとなり、明け番の翌日に公休を合わせると、まとまった休みも取れます。

隔日勤と一口にいっても、会社の中でも複数の勤務パターンを設けていることがありますし、もちろん会社によって勤務時間も異なります。

隔日勤の勤務パターンは、この2パターンが多いですね。
①朝(9時頃)出庫して、夜中(2~4時頃)帰庫
②夕方(16時頃)出庫して、翌朝(10~11時頃)帰庫

隔日勤は、自由な時間を取りやすいことが最大のメリットです。
私も現在は昼勤ですが、初めはこの隔日勤で乗務をしていました。
夜間帯に乗務することで昼勤に比べて売上は上がりますので、私はお金を貯めつつ、自由な時間を上手く使いながら副業を始めました。
私自身は夜型ではないので、会社員時代のように日中のみ働く規則正しい生活リズムが合っていると感じたこともあり、ある程度貯金ができた頃に昼勤に切り替えました。
隔日勤に比べてタクシードライバーとしての収入は減りましたが、今は自分に合ったリズムで副業や趣味の時間を楽しめているので、無理なく充実した毎日を送れています。

私のように、副業をしながら隔日勤で乗務するタクシードライバーは、思ったより多いです。
タクシードライバーって副業ができるの?と疑問に思われた方は、こちらの記事をご覧ください。
タクシードライバーの副業事情について書いています。

働き方の選択

タクシードライバーは、「長時間勤務」「不規則」といったイメージが強いかもしれません。
しかし勤務形態は、「昼勤」「夜勤」「隔日勤」と分かれており、それぞれに必要な休憩時間や公休がきちんと定められています。
そして、選択する勤務形態によってライフスタイルも収入も大きく変わります。

勤務形態選びでポイントとなるのは、どれだけ稼ぎたいか、どれだけ自由な時間が欲しいか、この2つです。

昼勤
家族との時間を合わせたい方、家事や育児などで夜寝る生活リズムが良い方、夜は働きたくない方

夜勤
とにかく稼ぎたい方

隔日勤
自由な時間を副業や趣味、あるいは育児や介護などに使いたい方

タクシードライバーへの転職を考えていらっしゃる方は、自分の希望する働き方が相談できるかどうかも、会社を選ぶポイントになりますね。

実現したいライフスタイルをお持ちの方も、まだ漠然としていて模索中の方も、希望の勤務スタイルでお悩みの方は、お気軽にお問い合わせ欄よりご連絡ください。

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