こんにちは、Nobleです。
今回は、側乗研修について書いていきます。
側乗研修とは、研修中のドライバーと先輩ドライバーが同じタクシーに乗務して運転指導を行うことです。
研修の最終段階で、これを修了すると正式にタクシードライバーとして働くことができます。
側乗研修ってどんな研修?とイメージが湧かない方は、私が勉強のために見ている大阪昼勤タクシードライバーさんのブログ(https://kittan.jp/)に記事がありますので、そちらも参考にしてみてください。
会社によって日数は異なりますが、側乗研修は必ずしないといけないことになっています。
しかし、十分な研修をしていない会社もあるようですので、会社を選ぶ時は面接で側乗研修の有無を確認してください。
私も研修はきちんとしてほしかったので、面接で確認をして、入社を決めました。
この側乗研修には、先輩ドライバーの隣に乗るパターンと、先輩ドライバーに隣に乗ってもらうパターンがあります。
先輩ドライバーの隣に乗る
まずは自分が助手席に乗って、先輩ドライバーから学びます。
タクシードライバーは接客業なので、やはりどのようにお客様と接するのか、どのようなことを言っているのか、会話はするべきなのかしないのか、基本的なことですが一番気になりますよね。
私が最初の側乗研修で一番驚いたのが、アプリのお客様の多さです。
研修中にご乗車いただいたお客様の半数以上はアプリでした。
タクシー配車アプリの存在は知っていましたが、私は利用したことがなかったので、タクシーといえば流しを捕まえるか、タクシー乗り場から乗る…という従来のイメージを覆させられました。
お客様とのやりとりなどは、自分が乗客としてタクシーを利用した時にも体験できますが、お客様を乗せていない時はどのようなことをしているのか、またドライバーは休憩も厳しく決められているので、休憩のタイミングや場所など、一日の流れを間近で観察することができます。
女性だと、やはり社内にいるわけではないので、トイレ事情なども気になりますよね。
こちらはまた次回以降、改めて詳しくお伝えしますね。
いきなりお客様を乗せるのは緊張しますので、まずは先輩ドライバーの隣に座り、リラックスして色々な体験をさせてもらいましょう。
先輩ドライバーに隣に乗ってもらう
先輩ドライバーの隣で学んだあとは、隣に乗ってもらっての実践になります。
初めてお客様を乗せるのはとても緊張しますが、先輩がいるのでいざとなったらサポートしてもらえますし、対応や営業に対して注意やアドバイス、時には褒めてもらったり、と成長できる場になります。
タクシードライバーはお客様にご乗車いただかないと収入になりません。
どの時間、どの辺りにお客様がいるかなども、先輩の経験から実践的に教えてもらえることは、非常に価値があります。
また、初めはわからない目的地も多く、ナビを使う機会もあるかと思いますが、ナビでは教えてくれない渋滞しやすい道や裏道など、地理の生きたルートを教えてもらえるのも、この研修の醍醐味ですね。
側乗研修は、タクシードライバーデビューする直前の貴重な経験です。
タクシードライバーは、料金をいただき、安全かつ快適にお客様を目的地までお届けしなければなりません。
そのためにも、お客様の乗り心地の良さに繋がる運転の仕方もマスターし、先輩を通して自分の働き方のスタイルもイメージできるといいですね。
タクシードライバーの仕事に興味をお持ちの女性の方は、ぜひお気軽にお問い合わせ欄よりご連絡ください。
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