タクシードライバー転身のススメ

タクシー会社に入社するまでの流れ(面接編)

こんにちは、Nobleです。

前回から引き続き、タクシー会社に入社するまでの流れを書いていきたいと思います。

前回までは、会社決定編として、どのようにしてタクシー会社を選ぶといいのか、また、会社説明〜会社見学編として、会社見学で確認すべきかポイントについて書いていますので、よかったらそちらの記事もご覧くださいね。
タクシー会社に入社するまでの流れ(会社決定編1)
タクシー会社に入社するまでの流れ(会社決定編2)
タクシー会社に入社するまでの流れ(会社説明~会社見学編)

今回は、会社説明や会社見学を経て、面接を受ける際のポイントや聞いておいた方がいい質問を書いていきたいと思います。

面接は、基本的に対面の面接ですが、遠方の求職者を配慮して、Web面接をする会社も少しずつ増えてきました。

面接官は経営者、人事担当者のほか、現役ドライバーが面接をする場合もあります。
現役ドライバーが面接官の場合、二次面接を設ける場合もあります。

まず、面接の際に確認すべきポイントですが、どれもタクシー業界に限らず、どんな面接でも言えることですので、念頭においておくといいですね。

 

①面接官の態度

偉そうな態度や圧迫面接など、感じの悪い面接官っていますよね。

態度が悪い面接官に当たると、会社に対してマイナスな印象を持ってしまうこともありますが、答えづらい質問にこちらがどう対応するかなど、意図してこのような態度をとっていることもあります。

そのため、面接官の態度だけでは会社の良し悪しの判断ができないので注意が必要です。

ですが、話を聞く時に足や腕を組んだりしていては、面接を受けている人への配慮がなく失礼ですよね。

会社が求職者を面接する場であると同時に、求職者が会社を判断する場でもありますので、そのような認識がなく横柄な態度の面接官であれば、会社として社員のマネジメントがうまくされていないとも考えられますので、そのあたりもしっかりと見極めましょう。

 

②段取り

約束の時間に行ったのに面接の予定が伝わっていないのか、きちんと段取りができていない会社もあります。

また、面接官が時間を守れない時にも注意が必要です。

社会人は、常にタイムマネジメントを意識するべきですし、そのような会社は行き当たりばったり、という可能性もありますので避けた方がいいかもしれません。

そもそも、その会社に興味もないのに面接に来る人はいません。
ほんの少しでも関心があるからこそ訪問するのです。

せっかく縁あって応募してくれた人に、誠実に対応してくれる会社で働きたいですよね。

 

③質疑応答

面接の最後には、ほぼ必ず質疑応答があるでしょう。

誠心誠意答えてくれるかどうか、当たり前ですが、答えをはぐらかすようなところは絶対にやめておきましょう。

では、面接で聞いておいた方がいい質問とは、どんなことでしょうか。

まず、自分が疑問に思っていることは何でも聞いてください。

そのほか、タクシー業界ならではの質問として、確認しておいた方がいいことを挙げますね。

 

賃率

賃率とは、売上に対する給与総支給額のことです。
売り上げのうちのドライバーの取り分の割合ですね。

賃率は都市によって、また会社によって違います。

大阪は割と高めで、50〜60%のところが多いです。

しかし、高ければ高いほどいい、ということでもないので、こちらの賃率については、また次回以降詳しくお伝えしようと思います。

この賃率は、求人票に載っていない部分ですので、説明会や面接に行かないと聞けません。

しかし、収入に関わるとても重要なことですので、もし面接官側から話がなければ、必ず確認した方がいいでしょう。

 

シフト

タクシードライバーの勤務形態は、昼勤、夜勤、隔日勤とあります。

このうち隔日勤は会社が定めるシフトに沿っていることが多く、また日勤の場合はシフトが自由な場合、固定の場合など様々です。

固定の場合、急な用事が入った時のシフトの変更や入れ替えはできるのか、しやすいのか。

子育て中でも働きやすく、プライベートの時間が確保できることがタクシードライバーの仕事の魅力の一つです。

自分のプライベートに休みを合わせられるような働き方ができるのか、こちらも必ず確認した方がいいですね。

 

負担金

こちらは控除にあたる部分ですが、車を運転するタクシー業界では事故負担金の制度があり、これも会社によって規定が異なります。

事故を起こした際の修理費などはどのような負担になるのか、普通はドライバーに負担がないように定められていますが、説明会や面接で必ず確認してください。
1ヶ月に5千〜1万円×12ヶ月くらいが相場になります。

また、保険関連以外では、今なくてはならない配車アプリの使用料があります。

サブスクのように月額で決められていたり、使った分だけ歩合で払う、という会社もあります。
例えば、月額だと月5千円、歩合だと売上の5%…等です。

一般企業で働いていると、基本的にこのような負担金はありませんので、自分が払わないといけないお金(必要経費)があることを知らないと、業界ならではなのでちょっとびっくりしますよね。

ただし、かなり少ないですが、この負担金がない会社も存在します。

会社がどのように定めているのか、こちらの部分も必ず確認しましょう。

 

タクシー会社の面接で聞いておいた方がいい質問を挙げましたが、賃率や負担金などは複雑で、会社によって様々なパターンがありますので、また別の記事で改めて詳しくお伝えしたいと思います。

タクシードライバーの仕事に興味をお持ちの女性の方は、ぜひお気軽にお問い合わせ欄よりご連絡ください。
女性ならではの視点で、タクシー業界への転職に関するアドバイス、お手伝いをさせていただきます。

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