こんにちは、Nobleです。
男性が多いタクシー業界ですが、男性とも対等な条件で働けるフェアな実力主義社会なので、女性の転職先としてとてもオススメの仕事だと実感しています。
とはいえ、もちろん全く男女の差がないというわけではありません。
ドライブレコーダーなどの安全対策によって、昔に比べて減っては来ていますが、酔っ払いの乗客など、女性の方が苦労することもあります。
ただ、そのような乗客は夜に乗車する確率が高いので、昼勤ならほぼ遭遇しません。
むしろ、タクシードライバーはまだまだ男性が大多数ですので、珍しがって優しく接してくれるお客様が大半です。
また、同じように会社でも大事にしてくれますので、差がないどころか重宝されます。
女性であるデメリットはほとんどありません。
収入は完全歩合
タクシードライバーは、性別や年齢に関係なく活躍できます。
また、完全歩合なので、女性でも頑張った分だけ稼げ、収入面での男女差は全くありません。
収入格差という言葉、よく耳にしますよね。
日本の男女の収入格差は、先進国で断トツのトップだそうです。
同じ仕事で同じ時間働けば同じ給料になるのが建前ですが、会社によっては、男性にのみ家族手当や住宅手当を出すところもあります。
女性の場合、出産や育児休業によってなかなかキャリアを積めなかったり、一度退職して数年後に育児の負担が軽くなってから再就職しても、キャリアが一から積み直しとなり、仕事を続けていた同世代の男性と比べると、収入には大きな差が生じます。
また、女性の方が非正規であることが多く、雇用形態によって収入格差が生まれていることも、度々問題になっていますよね。
私も今までに、働かないおじさん達に給料を払いすぎだろ、と感じた会社もありました。
家族手当や住宅手当を男性にだけ与えることも納得できませんよね。
だって、家族を養っていない女性でも、当然生きることにお金はかかります。
結婚して男性が経済的に家族全体を支える、という世の中が当たり前ではありません。
独身やシングルマザー、生き方の選択肢が多様化している現代では、男女の違いではなく、仕事の中身で評価されるべきです。
女性というくくりで、待遇や評価に差があるというのは問題ですよね。
女性が生涯安心して働ける職場が、ものすごく少ないと感じます。
歩合給は不安定などのマイナスイメージがあるかもしれませんが、タクシードライバーは通常営業をしていれば生活できる給料は当然稼げます。
もちろん稼ぐための努力やコツは必要です。
しかし、そこに性別や年齢は全く関係ないのです。
私の場合は、月によりますが20~24日ほど乗務して、手取りが25~35万円くらいです。
さらに5~10万円が副業の収入になります。
副業が忙しい時は乗務日数を減らして調整しますので、休みが取れない、というような事態にはなりません。
地理が苦手でもナビが誘導してくれる
得意不得意はありますが、一般的に男性より女性の方が地理が苦手な傾向がありますよね。
私自身、もともと地図を読むのが苦手で、道を覚えるのも得意ではありませんでした。
私がタクシードライバーへの転職を考えた時に、まず不安だったことが地理が苦手、ということです。
タクシードライバーって、当然道に詳しい、裏道もよく知っている、そんなイメージがありますよね。
もしタクシードライバーとして働くとなると、目的地までの道がわからないなんて言えない…クレームやトラブルになったらどうしよう…と不安があったのですが、今はカーナビが搭載されています。
もちろん道がわからなければナビを使ったら大丈夫です。
知ったかぶりをして下手に遠回りしてしまったら、それこそトラブルやクレームに発展します。
あとは、素直に「教えてください」と言えば、意外と普通に教えてくれます。
これらは、面接の時に面接官の方が仰ってくれたことです。
実際にタクシードライバーになった今、営業をしていてもその通りなのです。
タクシーって、移動手段としては高価なものですよね。
私だったらそんな2駅くらい電車か自転車で行くわ、と思うような距離をタクシーで移動するような方は、それなりに金銭的に余裕があります。そういう方は、気持ちにも余裕があるものです。
もちろん全てのお客様に当てはまるわけではありませんが、道を聞いても優しく教えてくれる方がほとんどです。
大阪のお客様は女性に優しい、と先輩ドライバーから聞いたことがあります。
これは、女性であるメリットですよね。
ナビを使うにしても、お客様が不安に感じることがないよう、最低限スムーズに操作できるように使いこなすことは必要です。
しかし、その操作さえ問題なくできれば、知らない道でも案外支障はありません。
配車アプリの活用
タクシー配車アプリって、ご存知ですか?
最近テレビCMでもよく目にしますよね。
私が働いている大阪では、GOやDiDi、Uberなどがメジャーです。
一昔前だと、タクシーを呼ぶ手段と言えば、電話ですよね。
インターネットやスマホの普及により、正確かつ迅速に配車手配ができる時代を迎え、一気に主流になりつつあります。
私自身、タクシードライバーとして働くまでは、乗客の立場で配車アプリを使ったことがありませんでした。
なので、初めはあまりピンと来なかったのですが、これ、特に新人ドライバーにとってお客様を拾えるチャンスが格段に広がります。
ベテランドライバーだと、大体どこに何時に行けばお客様を拾うことができる、という感覚があると思います。
しかし新人だと、その感覚はよくわかりませんよね。
いわゆる流し営業に慣れていなくても、このアプリのおかげでお客様を獲得しやすくなります。
さらに、事前に目的地も表示されるので、迎えに行くまでに下調べもできます。
乗車後にパッと行き先を告げられるより、かなり気持ちにゆとりが生まれますよね。
チャットでお客様とのコミュニケーションも取れるので、道が混んでいて少し遅れそう…そんな時も黙ってお待たせすることもありません。
このアプリを上手く活用すれば、間違いなく安定した収入に繋がります。
タクシーが捕まりやすい、好きな場所に迎えに来てくれる、行き先を伝えたり、決済のやり取りが不要…利用者側のメリットもたくさんありますので、さらなるサービス向上と広がりに期待したいです。
なんとなくネガティブなイメージを持たれるタクシードライバーですが、努力次第でしっかりと収入を得ることができるホワイトな仕事なんです。